改顔 くすみとしみの違い
シミはメラニン色素が正体で、皮膚のなかにあるもの、
くすみはメラニン色素ではなく皮膚の表面にあるものという違いがあります。
改顔 紫外線を浴びなくても…
シミの方は紫外線が無くなっても、
メラニン色素が出されたままです。
前に出されたメラニン色素が残っているというよりも、
メラニン色素が出されたままなのです。
これは、メラニン色素細胞から
メラニン色素が放出され続けているということを意味します。
もし、色素が残っているだけでしたら、皮膚の新陳代謝、
ターンオーバーの繰り返しでシミは消えるはずですね。
でも、なかなかシミが消えないのは
色素の残存が理由ではない証拠です。
例えば、正常な場合「紫外線を100浴びたらメラニン色素を放出しよう」
となるところを、いったんメラニン色素が出る回路ができてしまうと、
紫外線が50しか来ない場合、 さらに10しか来ない場合でも
メラニン色素が放出され続けてしまうようになっています。
ですから、シミを薄くしたいとお思いでしたら、
まず刺激をシャットアウトしてあげる必要があります。
刺激をシャットアウトしてメラニン製造工場を休ませてあげる、
という状態を作ってあげるのが第一です。
「シミのかたは紫外線を浴びないようにしよう」
といういうのはこれが理由なのですね。
改顔 「そもそも黒くしない」って?
それともう一つ、
無色だったメラニン色素が黒くなる酸化反応を促進する、
触媒の働きをする酵素があります。
チロシナーゼといわれる酵素なのですが、
その酵素の働きをとめることでそもそも黒くしないようにできます。
そのチロシナーゼに対して、
チロシナーゼ活性阻害の働きを持つ物質というのが、
プラセンタエキスや、アルブチン、桑のエキス(そうはくひ)などです。
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